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幸せの再発見『幸せの授業』から学んだ日々の習慣と心の変化

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先日、樺沢紫苑先生の「精神科医が教える幸せの授業」という本を読みました。
この本は、幸せを科学的な視点から探求し、日常生活に応用する方法を提案しています。
今回は、この本から得た深い洞察と、それを私の生活にどのように取り入れたかを、共有したいと思います。

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3つの幸福

実はこの本は、同じく樺沢紫苑先生の著書「精神科医が見つけた 3つの幸福」がベースになっております。

精神科医が見つけた 3つの幸福

精神科医が見つけた 3つの幸福

樺沢紫苑
1,386円(11/10 18:43時点)
発売日: 2021/03/15
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「3つの幸福」とは、「健康の幸せ」、「つながりの幸せ」、「成功・お金の幸せ」です。
それぞれの幸せを感じているとき、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンというホルモンが分泌されています。

今回の「幸せの授業」では、精神科医と20代女性の対話形式と、ほのぼのしたイラストや漫画が挿入され、より身近なテイストになっています。

「幸せ」って意外と定義が曖昧だったり、人それぞれの価値観で違うことでしょう。
本書では、上記のホルモンが出ている状態が、「幸せ」を感じている状態だと定義しています。こうすることで、幸せというものが、誰にでも身近にイメージできるようになっています。

では、どの幸せが重要なのでしょうか。

「健康⇒つながり⇒成功・お金」の順番で、幸せを求める、築き上げることを提唱しています。
まず、健康・つながりといった土台作りが大事で、これが弱いと「成功・お金」もゆらぎやすいから。
そして、「成功・お金の幸せ」は時間とともに、幸せが大きく減っていく(逓減しやすい)。「健康」「つながり」の幸せは、減りづらい(逓減しにくい)ためです。

健康の幸せ(セロトニン的幸福)

「健康第一」こそ「幸せの原点」「土台」であることを、改めて痛感しました。

樺沢先生が常々提唱している「睡眠」「運動」「朝散歩」というものがあります。

その中で、実践できているのは「朝散歩」。
土日にお気に入りコースをゆったり15分。
平日は駅までの徒歩通勤で実践できています。
特に晴れた日は気分もよく、花や木、鳥のさえずり、虫の音に癒やされ、セロトニンが分泌している感があります。

「睡眠」は6時間以上、できれば7時間以上を推奨されています。
私は残念ながら6時間未満が多く、先日は5時間未満の睡眠で風邪をひいてしまいました。
軽い風邪でも本調子でないと、元気もパフォーマンスも出ず、睡眠と健康の大切さを痛感しました。

「運動」は朝散歩とは別に、週2回の中強度の運動が推奨されてます。
現在、運動習慣がないため、娘のサッカースクールでのお手伝いをきっかけに、少しずつ運動を取り入れたいところです。

つながりの幸せ(オキシトシン的幸福)

私たちは社会的な生き物であり、人間関係は幸福感に大きく影響します。

家族との関係、特に娘との絆は、私にとって最大の幸せの源だと、気づきました。
年齢とともに友人関係は希薄になり、コロナで親族との付き合いまで減ってました。

幸い、小学生の娘を中心に、PTA活動や習い事のサッカースクールでのお手伝い等で、新たなつながりもできました。
もともと一人でいることが好きな性格ではありますが、今後はリアルでもネットでも、自らつながりを作ってみたくなりました。

あと妻とはギクシャクしているので、過去のいざこざは脇において、「親切」に接していきたいと思います。

成功・お金の幸せ(ドーパミン的幸福)

今までの幸せ感は、まさに「成功・お金」が重視されていたかと思います。
私も何か特別なモノを手に入れる、達成することを求めていました。
そして、希望どおり・思いどおりにならないことに、焦り、落ち込み、自信をなくしていました。

そのため、新しい刺激・ノウハウを求め、次々と教材やセミナーを買い求めたりもしていました。
ドーパミンが暴走していたのかもしれません。

重要なのは、購入する前にその価値をじっくりと考えること。
そして、じっくり丁寧にスキルを身につけることだと反省しました。
まずは、月1冊の読書を大切にしてみます。

スマホとの付き合い方

3つの幸福に関連して、スマホとの付き合い方が書かれていて、興味深かったです。

つねにスマホが手元に置いてある、ついつい触っているのであれば、スマホ中毒と自覚した方が良さそうです。

家族からの連絡を心配したり、LINE通知にすぐに反応していましたが、集中力を欠いていました。
ポケモンスリープで睡眠を計測していましたが、ゲーム機能があるので、結構ムダに時間を費やしていました。

極力、手に届かないよう、カバンにしまい、インプットに利用する時間を決めたいと思いました。
一方、情報発信のとっかかりとしては、X(旧Twitter)は文字数少なく、初心者向けには最適なので、挑戦したいと思います。

お金との付き合い方

ドーパミン的幸福の代表格である「お金」。
お金との付き合い方についても、本書で提唱されていました。

まずは、お金を稼ぐことについて。
ドーパミン的幸福で説明したとおり、本業の給料やボーナスが入ったとき、副収入が入った直後は、幸福度嬉が高まります。
しかし、時間経過とともに、その喜びや幸せ感も逓減していきます。

ここで幸福感を長引かせる方法が紹介されていました。
それは、お金を得るための仕事に関わった関係者に「感謝」すること。
自分だけではなく、同僚、上司、顧客が協力してくれたからこそ、業務遂行できたこと。
家族の支えや、便利なサービスや資源が提供されているから、仕事に集中できたこと。

そのような「つながり」に思いを馳せてると、オキシトシン的幸福が湧いてきますね。

次に「お金の使い方」について。
ときには、好きなモノを買ったり、衝動買いして、スッキリするのはOK。
もちろん、無計画に使いすぎるのはNG。

そこで、お金を使う目的が「3つの幸福」のどれを高めるものか、しっかり意識するのが良いそうです。
健康のために、リラックスグッズや、スポーツウェアを買う。
つながりのために、家族・友人との会食やプレゼントを買う。
成功・お金のために、自己投資をする。

今まで、お金を使うのが「もったいない」とか、罪悪感めいたものが伴っていました。
でも本書を読んで、お金は稼いで溜め込むためのものではなく、幸せのために使うものと考えを見直す機会になりました。

最後に

今回、樺沢紫苑先生の「精神科医が教える幸せの授業」から、学んだこと、気づいたことを書いてみました。

本書により、「幸せになる」よりも、「幸せである」「幸せに気づく」ことが大切と感じました。
何か特別なことを達成しないと「幸せ」になれないと、思い込んでいましたが、ごく普通の生活が「すでに幸せであった」「幸せが溢れていた」と気づきました。

「幸せ」について、じっくり考える機会は、今までなかったので、よい機会になりました。

最後に「あなたは、今、幸せですか?」
「はい」と即答できなかったなら、本書があなたのお役に立つかもしれません。

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