はじめに
読書は私たちに知識を提供し、新しい世界を開いてくれる素晴らしい方法ですよね。
しかし、私も含め、多くの人々が読書をするものの、それを現実に活かしきれていないのが現実ではないでしょうか？
本を手に取りながらも、未読の本がどんどん積み重なっていくこと、読書の成果をアウトプットできないこと、そして読書を効率的に進める方法が分からないこと、これらは多くの読書愛好者が直面する問題ではないでしょうか？
特に、忙しい会社員や自営業者の方々にとって、読書を活かすことは難しいかもしれません。
でも、大丈夫です。
今回は、精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑さん著『読書脳』という本。
ここ中から、学んだ3つのポイントを紹介します。これらを実践することで、読書をより効果的に活用し、知識を実践に生かす方法がわかりますよ。
ポイント1: アウトプットを意識した読書
多くの人が読書を終えた後、それに関する知識・情報は時間とともに消えて何も残りません。
読んだ本の内容がすぐに忘れ去られてしまうのは、アウトプットが不足しているからかもしれません。
『読書脳』からの第1のポイントは、アウトプットを意識することです。読書中にマーカーやペンを手に取り、重要な箇所を線を引きましょう。さらに、自分の考えや感想をメモに残すことが、アウトプットとなり、記憶に定着します。
これがP114で紹介されている「マーカー読書術」です。
読書後、１週間の間に3回以上アウトプットを行うことを目指しましょう。これにより、読書から得た知識が記憶に定着し、実際の行動や思考につながり、現実を変える力となります。
私の気づきは、本は書き込まずキレイに読んで、あとでメルカリで売ることを目的にしていました。
これでは、本当の目的とはズレてしまって、無駄にお金と時間を失っていました。
ポイント2: 目的を持って読む
多くの人が読書時間が限られて、未読の本が増える一方ではないでしょうか。
『読書脳』の第2のポイントでは、目的を持って読むことが大切だと説かれています。
読書を始める前に、なぜその本を読むのか、どのような知識や洞察を得たいのか、目的を設定しましょう。
そして、その目的に合致する部分だけを重点的に読むことで、無駄な時間を節約し、効率的な読書を実現できます。
これが、P138「パラパラ読書術」、P141「ワープ読書術」です。
私の気づきは、「本ははじめから一字一句、読まなくていいんだ！」、「目的の内容さえ理解・把握できれば、その読書の目的は充分達成と言えるんだ」というこちでした。
ポイント3:好奇心を活かした読書スタイル
最後のポイントは、好奇心を活かした読書スタイルです。
読書は義務ではなく楽しみであるべきです。興味を持った本を手に取ったら、少しでも読み始めることを心がけましょう。『読書脳』では、好奇心が高まる瞬間に読書を開始することで、読書が楽しく、効果的になると説かれています。
これがP149「鉄は熱いうちに打て読書術」です。
私の気づきは、「買ったことで安心して、積読にしていたな」、「特にAmazonや楽天ブックスなののネットで購入するより、本屋で買った方が好奇心高いまま読み始められるな」ということでした。
まとめ
『読書脳』から学んだ3つのポイントを実践することで、読書がより効果的で楽しいものになります。
・アウトプットを意識することで、読書から得た知識が実用的なものとなり、記憶に定着します。
・目的を持って読むことで、時間を有効に使い、本から得た洞察を実践に生かすことができます。
・そして、好奇心を活かした読書スタイルを採用することで、読書が楽しくなり、読書習慣を維持しやすくなります。
特に忙しい会社員や自営業者の皆さんにとって、これらのポイントは読書を活用し、知識を実践に生かす手助けとなるでしょう。そして、この記事を通じて、『読書脳』という素晴らしい本に興味を持っていただければ幸いです。この本には、さらに詳細なノウハウ、アドバイスと洞察を提供しており、読書習慣の向上に役立つでしょう。読書を通じて、新たな知識と洞察を得る旅を楽しんでください。
